ITパスポート試験概要|2027年度から何が変わる?
ITパスポート試験は、2027年度から出題範囲が再編される予定です。試験時間と出題数は維持しながら、現行の3系統を新しい3分野へ整理し、データマネジメントやAI利用、情報倫理・AI倫理などを新設・強化する方向が示されています。
ITパスポート試験の基本情報
2027年度のITパスポート新制度でも、試験時間120分・出題数100問は維持される予定です。大きく変わるのは、知識を整理する分野構成と、新しく追加・強化される学習内容です。
2027年度からITパスポート試験はどう変わる?
現行制度では、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3系統で出題されています。2027年度からの新制度では、内容をビジネス・テクノロジ・セキュリティ・倫理の3分野へ再整理し、DXやデータ、AI時代に必要な内容を追加・強化する予定です。

何が新しくなる?
これまでの基礎的なビジネス、テクノロジ、セキュリティの内容は、新制度でも学習の土台として残ります。その一方で、分野の所属やまとめ方が変わる内容と、新設・強化される内容があります。

DXを自分事として捉え、変化へ適応しながら学び続ける姿勢を扱います。
データ品質、データライフサイクル、メタデータ管理などを扱います。
データを分析し、課題解決や業務改善へ活用する考え方を扱います。
生成AIやAIエージェントの利用方法に加え、LLMやRAGなどの技術も扱います。
AI倫理、偽情報、ハルシネーション、説明可能なAIなどを扱います。
2027年度からの出題範囲
令和9年度からの新シラバス案は、ビジネス・テクノロジ・セキュリティ・倫理の3分野で構成されています。ビジネスではDX、データマネジメント、データ分析・利活用、AI利活用が整理され、テクノロジではAI技術を含む幅広い技術知識を扱います。セキュリティ・倫理では、従来のセキュリティ対策に加えてAI時代の倫理や法規を学びます。

現行試験の出題範囲
2026年度までの現行試験は、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系を中心に構成されています。新制度で名称や所属分野が変わる内容もありますが、現在の過去問で学べる基礎知識の多くは、令和9年度以降の学習にもつながります。

新制度への移行スケジュール
現行制度から新制度への移行では、システム更改に伴う一時休止が予定されています。受験時期によって学ぶシラバスが異なるため、次の流れを確認してください。

現在のシラバスで受験できる最終日です。
新制度の試験開始に向けた準備期間です。
新シラバスに基づく試験へ移行する予定です。
次に学ぶ
シラバスの出典:IPA 現行Ver.6.5 ↗、IPA 新制度案Ver.0.1 ↗。新制度シラバスは案であり、変更される可能性があります。